稜線から朝日が顔を出すと草地の至るところで様々な色に輝き始めます。
霜の結晶が光っているのです!
結晶そのものにピントを合わせたのでは、このキラキラ感は表現できません。
そもそも結晶そのものの形状を美しく撮るには接写レンズが必要でしょう。
野鳥撮影用の望遠レンズでキラキラ光る霜の結晶を表現するには発想の転換が必要です。
敢えて合焦させず暈すのです。つまり、玉ボケで霜の結晶を間接的に表現するのです。
花鳥風月…『風』
モルゲンロート
雪の結晶
この撮影方法の欠点は、説明しないと霜の結晶だと気づいてもらえないことですね。^^;
白い塊は溶け残った雪です。
氷柱
あとがき
今回のように玉ボケを生かした写真を撮ろうとすると、ボケ味の綺麗な単焦点超望遠レンズが欲しくなります。
選択肢も少ないですし、とんでもなく高価なので簡単には手の出ない世界です。
タマネギの断面図のような玉ボケになっていますが、いつまでたってもこのボケには慣れません。
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