宮尾登美子の小説、「天涯の花」において象徴的に扱われたキレンゲショウマですが、NHKでドラマ化されたことで一気にこの花の認知度が高まりました。
紀伊半島以南(紀伊半島、四国、九州)の深山の林の中に自生しています。
今日は、この花がそろそろ咲く頃だと見当をつけて探鳥を兼ねて行ってきました。
管理人
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花鳥風月…花
キレンゲショウマ|黄蓮華升麻
レンゲショウマ|蓮華升麻
南限が奈良なので、四国の地に自生しているのはおかしいので、誰かが育てていたものでしょう。
個人的には、憧れの山野草であり、信州に遠征に行った際は出合うのを楽しみにしていました。
2輪咲いていましたが、大きい方は昨日咲いたらしく、モニター上で等倍表示してみると淡紫色の部分が茶色に変色し始めていました。
とても残念です。アップには耐えられない状態です。
あとがき
キレンゲショウマもレンゲショウマも両方ともとても繊細な花で、花弁が傷みやすいので本当にきれいな個体に出合うのは難しいのです。
キレンゲショウマの方は珍しく花弁は目立って傷んでなく、キレンゲショウマを撮影するようになっておそらく一番美しい状態を見ることができたと思います。
例年だと、アップでお見せできないのはキレンゲショウマの方なのですが…。
レンゲショウマの方は、次回にもう一度撮り直したいと思います。
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