先週の19日金曜日に初見のオオアカゲラに出合いました。
私はカメラを構える間もなく撮りそこねてしまいました。
初見と言っても、正体すら分からないほどのチラッ見でしたが、撮影する機会を逃したのはとても残念でした。
幸いなことに、一緒にいたバーダー仲間のOMさんが手早く撮影されたので正体が判明した次第でした。
そこで、鳴き声が聞こえている間は近くにいるはずだから撮影する機会があるかもと今日で3回目の挑戦と相成りました。
いわゆる”3度目の正直”というやつでしょうか、なんと撮影することができました。しかも、チャンスは2回ありました。
ずっと近くにいる保証はありませんから、とにかく鳴き声が聞こえるうちにと思っていたので撮影できて良かったです。
たまにはこういうこともないと、です。(^^)
花鳥風月…『鳥』
オオアカゲラ(♂)
2回めのチャンス
枝かぶれをしなかった1回目がいかに幸運だったか、お分かりいただけると思います。
オオアカゲラ(雄)の特徴3点(アカゲラとの識別ポイント)
- 頭上全体が後頭部にかけて赤く、この点がアカゲラと異なる。アカゲラの雄は後頭部に少し赤色部があるのみで、雌には無い。アカゲラのジュニアは頭頂部まで赤いためにオオアカゲラに似るので注意が必要。
- 肩口にある白い班が背中から腰にある横斑と並行していて、アカゲラの白斑と比較すると目立たない。アカゲラの肩口から背中にかけての白斑は縦長で大きくて目立つ。
- 下面(胸から腹部まで)が明らかな赤味があり、明瞭な縦斑がある。アカゲラの腹部は白くて縦斑は無い。
カケスの幼鳥
カケスの幼鳥たちは今日も賑やかでした。なにしろ、5羽もいますから。
シジュウカラの幼鳥
コガラの幼鳥
ヒガラ(の幼鳥)
花鳥風月…『風』
あとがき
正直なところ、初見から1週間で撮影できるとは思ってはいませんでした。
何しろ、このフィールドに通い始めて7年目ですが、鳴き声さえ聞いたことがなかったのですから。
この鳴き声がいつまで聞こえるのか、もうすぐ聞こえなくなるのではないかと思ったので、作戦を2つたてました。
ひとつは、早起きすること。(^^)
もうひとつは、鳴き声を追いかけないで、現れそうなところで”出待ち”することでした。
この作戦が功を奏したという次第です。
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