オオルリのバードウォッチング情報

☆夏 鳥
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まえがき

ここに記載している内容は、客観的情報と主観的情報を私自身の言葉で記したものです。

つまり、野鳥関連の複数の図鑑や専門書で勉強した内容とネットの情報およびバーダーさんとの情報交換で得た知識に、フィールドでの自分自身の実際の観察経験を織り交ぜてまとめたものです。

まだまだ勉強中のバーダーなので、内容に必ずしも責任が持てる訳でもありません。この点をあらかじめご了承下さい。

基本情報

●全長17cm ◎季節性:夏鳥 ☆雌雄異色

写真で見るオオルリ



オオルリの魅力

オスは上面(じょうめん)が名前の由来にもなっている深みのある瑠璃色が魅力的です。

また、囀りも透明感があって美しく、日本三鳴鳥(にほんさんめいちょう)に数えられるほどです。

登山中にこの囀りを耳にすると、思わず足を止めて聞き入ってしまいます。

また、初夏から盛夏にかけて、山のフィールドに向かう途中の林道を高度を上げて走行しているとオオルリの囀りが聞こえてくることがあり、窓を開けて走るのが習慣になりました。

名前について

オスの頭部から体上面を覆う光沢のある鮮やかな瑠璃色が名前の由来です。

「瑠璃」は元々は、七宝(しっぽう)の一つで、古代から珍重されてきた美しい青い宝石の名前です。

ルリビタキと同様に、瑠璃色のヒタキという意味になりますね。

同じく青い鳥のコルリと比較して、「大きめの瑠璃色の鳥」という意味で、大瑠璃(オオルリ)と名付けたのでしょうね。

英名は、Blue-and-white Flycatcher です。

オスの体の配色とフライングキャッチする特徴を組み合わせた名前になっています。

分布と生育場所について

夏鳥として九州以北に渡来します。

低山や山地の渓流、湖沼、沢、湿地などに隣接する林(広葉樹林・針広混交林)を好んで生息します。

したがって、渓流沿いや沢沿いを歩くときは特に期待できると思います。

春と秋の渡り期には平地の公園でも見られることがあります。

ちなみに、私がフィールドにしている市街地の公園では、数は少ないでしょうが繁殖もしているようで春から秋まで見られます。時には幼鳥が見られることもあります。

山地とつながった公園なので自然豊かで生息するに適した環境なのでしょう。

外見や生態の特徴について

オオルリは雌雄異色です。

別々に見ると異なる種に思えます。

名前の通りに頭部から体上面が美しい瑠璃色が特徴ですが、オスは頭の頂は淡い瑠璃色(コバルトブルー)で、頭部から体上面にかけては瑠璃色、喉から胸は黒いです。

一方、メスはキビタキの雌に似ていて地味です。

頭部から体上面はオリーブ褐色で下面は淡い赤褐色、腹部は白っぽく見えます。

出会った際に、目視でキビタキの雌とオオルリの雌を区別するのは難しいです。

鳴き声(囀りと地鳴き)について

上述のように、囀りが特に美しいとされる野鳥3種を「日本三鳴鳥(にほんさんめいちょう)」と呼んでいますが、オオルリもウグイス・コマドリとともに名を連ねています。

沢や渓流を見下ろせる見晴らしのよい高い梢で、「ヒーリーリーリーリー」とか「ヒーリーリーチチン」と美しい声で囀り、最後に「ジチッ」と濁った声を出すのが特徴です。

同じオスが何種類かの囀りパターンを持っているそうなので、出会ったときには注意して聴きたいものです。


縄張り宣言するお気に入りの場所がある程度決まっているようなので、一度出会ったことのある場所では会える確率が高くなりそうです。(こういう場所をソングポストと言うそうです。)

また、オオルリは珍しくメスも美声で囀り、繁殖期には雌雄で鳴き交わすそうですが、こういう習性を「鳴き交わし」といいます。

ちなみに、地鳴きは「カツカツ」と、何か硬い物をたたいているような音のように聞こえます。

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