撮影枚数、1325枚! 現場で削除したコマを含めると1500枚近く撮影したはずです。
連写が基本とは言え、ここまでたくさん撮影することは最近ではほとんどありませんでした。
パラダイスだったのは枚数だけのことではなく「質」もあります。
この公園では珍重と言えるヒタキ科の小鳥がいたり、感覚的には手が届きそうなところでフライングキャッチを繰り返すシーンを観察&撮影できたり、ヒタキ科同士の闘いを目撃することになったり、テンション上がりっぱなしの探鳥の時間でした。
機材を新しくしてからは、野鳥写真と言えども「止まりもの」に関しては撮影時に構図を整えるのを理想としています。ですので、上手く撮れているコマも撮れていないコマもできる限りノートリミングで掲載します。
小鳥さんが中央にいる場合は、出合った直後にとりあえず”証拠写真”を撮ろうとしている場合が多いです。そして、その直後に逃げられた結果です。(^_^;) 証拠写真を確保してから、背景を工夫したり距離を縮めたりしながら構図を整えるように努めます。
風景や花は撮影時に構図を完成させますので、基本はノートリミングです。
野鳥であれ、花や風景であれ、トリミングした写真にはそのようにコメントをしています。
花鳥風月…『鳥』
ホシハジロ
13羽に増えていました。
ヤマガラ
トリミングしています。
モズ(♀)
最近はよくモズの姿を見かけます。
ノビタキ(♂)
この公園内でノビタキを見たのは過去7年間で2回目です。園内では”珍鳥”と言えるでしょう。(^^)
姿がよく分かるように大きくトリミングしてみました。
なぜか、セーフのポーズ!
エゾビタキ
この公園でバードウォッチングを始めて今年で7年目です。
旅鳥のエゾビタキの観察記録は、毎年秋に1羽見かけるか見かけないかくらいでした。ある年だけ、数日間でしたが同じ空間に6羽いて驚いたことがあります。
今季はどれくらいいるかというと、少なくとも20~30羽はいるのではないでしょうか。
公園内のどこでもほんの数百メートルも歩けばフライングキャッチをしているエゾビタキの姿が見られるでしょう。
しかも、同じ空間に複数羽(3~4羽)いることも珍しくありません。
離れた距離からはもう十分に撮らせてもらったので、近いところから撮らせてほしいと思っていたらそのチャンスがやってきました。
エゾビタキの白いアイリングが意外に目立っています。
図鑑的には、「細くて不明瞭」となっていますが…。
解像感を確認できるようにトリミングしました。興味のある方は拡大して見てみてください。
紅葉のところに来てくれ、と念じていたら本当に来てくれました!
コサメビタキ
コサメビタキにも会いたいなと思っていたら、なんと願いが通じました。
今季はコサメビタキの出現率が例年よりも低いというのが実感です。
なんとキビタキに対してスクランブルをかける直前の姿です。
コサメビタキとキビタキが争っているシーンは始めて見ました。両者のところにエゾビタキもやって来たのですが、なんとなくコサメビタキと共同戦線をはってキビタキに対抗しているように見えました。
キビタキ(♀)
珍しくキビタキが道路の上に止まっていました。しかも、暫くの間じっとしていました。珍しいシーンだと思います。
コゲラ
あとがき
オオルリのオスとキビタキのオスには会えなかったものの、いくつかの願いが通じた探鳥ウォーキングでした。
こんなに撮らせてもらって良いのだろうかと思いながらシャッターを切り続けました。
同じところに止まっている小鳥でも、微妙に顔の向きや角度が変わっていたりして、その些細な違いが表情の違いとなって表れます。
なので、後から写真の整理をするのは大変ですが、そういうチャンスがあった時はできるだけシャッターを切っておいた方がよいと思います。
そんなことも再認識させられた日となりました。
小鳥さんたちに感謝、感謝です。
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