山のフィールドに出掛けていくには今日の天気予報は微妙な感じでした。
「一か八か」の感がありましたが、思い切って行ってみて良かったです。
曇り空ではありましたが幸い帰る頃まで雨も降ることなく、鳥たちの鳴き声が賑やかになると暫くの間は撮影に集中できました。
あまりにも多くの小鳥たちが一度に現れたので、目移りして対象を絞るのになかなか大変でした。
嬉しい悲鳴、というところでしょうか。
カラ類が飛び交っている枯れ木を見上げると、小鳥たちよりも明らかに大きなシルエットが見えます。
すばやくレンズで捉えると、アオゲラでした!
花鳥風月…『花』
ミゾソバ
金平糖のような愛らしい野草です。
淡紅色のグラデーションが実に上品で美しいです。
自然の造形美ですね!
シロバナミゾソバ
白花の方は、とても清楚な印象を受けます。
先日、このフィールドで初めて白花の存在を知り、この凛とした姿にとても感動しました。
ミズヒキ
ヌスビトハギの実
泥棒がぬき足さし足しのび足で歩いた跡、足袋のつま先の跡に似ているところから、この花名がつけられたという説があります。
ツユクサ
ヤマシャクヤクの実
花鳥風月…『鳥』
アオゲラ(雄)
逆光、背景が白抜けという厳しい条件でしたが、露出補正を繰り返しながら約200枚撮影しました。
なんと! 羽繕いを始めました。このお陰で200枚以上も撮影することができたのです。
ヒガラ
キビタキ(雌)
リュウキュウサンショウクイ
センダイムシクイ
シジュウカラ
シジュウカラはよく姿を現してくれましたが、一見すると成鳥に見える個体も顔をよく見ると幼さが残っており幼鳥、若鳥だと分かります。
シジュウカラの幼鳥とセンダイムシクイが仲良しこよし (^^)
ヤマガラ
花鳥風月…『風』
あとがき
主に探鳥のために来ている山のフィールドですが、鳥さんたちが静かな間は山野草の撮影に勤しみます。
そして、鳴き声が聞こえてきたらカメラも心も野鳥撮影モードになります。
静かになった後は、おやつを食べながら余韻に浸ります。
今日はそのようなラッキーデーでした。
久しぶりに集中的に数百枚を撮りました。
ただ、目当ての1つ、アオゲラを撮影できたのは良かったのですが、背景が良くなかったのでさらなるチャンスを狙いたいと思います。
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