主に探鳥のために出かけているフィールドなので、どうしても足元の、特に、小さな山野草には注意がいかない傾向があります。
先日のシロバナミゾソバもそうでした。フィールド内のあちらこちらに咲いているのを今日あらためて確認しました。
また、今日はコオトギリを見つけて驚きました。
山歩きをしているとオトギリソウはよく見かけるのですが、今までコオトギリには出合ったことがありませんでした。
このフィールドでコオトギリを初見するとは!!!
花鳥風月…『花』
アケボノソウ
数日前にフライイング気味に早いのがチラホラと咲いているのを確認していたのですが、どうやら本格的に咲き始めたようです。
イヌタデ(=アカマンマ)
カタバミ
コオトギリ
今までこの花に気が付かなかったのは、上のカタバミだと思い込んでいたからです。
もちろん、よく見れば違いは一目瞭然なのですが、背が低いのでかがんで見ないと分からないですし、カタバミもたくさん咲いているので、そのように見えてしまっていたのです。
ちなみに、オトギリは漢字では「弟切」と書きます。なぜこのような恐ろしそうな名前になったのか、その由来を調べてみると面白いと思います。
ゲンノショウコ
サラシナショウマ
試験管などを洗うブラシのような花としてよく知られています。
(シロバナ)ミゾソバ
先日とは別の群生を見つけました。
シロバナミゾソバもフィールド内のあちこちに小さな群生が見られます。
ツユクサ
ヤマシャクヤクの実
花鳥風月…『鳥』
今日は大規模な混群ではありませんでしたが、混群の圧倒的多数がエナガでした。
キビタキ(雄)
成鳥の雄を撮影できたのは3ヶ月ぶりです。
エナガ
ヒガラ
ヤマガラ
あとがき
オオアカゲラが2回、比較的近くまで来たのですが、見えるところに現れることはありませんでした。
なんとなくですが、カケスに嫌がらせをされているのではないかと先日から感じています。
アオゲラの鳴き声も聞こえていましたし、まだ両種ともフィールド付近に居てくれるのでこれからもチャンスを狙いたいと思います。
また、実に久しぶりでしたが、トラツグミの鳴き声が数回聞こえてきました。春から初夏にかけて聞いたのが最後だったと記憶しています。
これからは夏鳥が姿を消していくでしょうね。いつまで見られるのでしょうか。
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