賑やかさのない静かな山のフィールドでしたが、それなりに撮影の機会はありました。
鳥さんたち、鳴かずに登場したり、ひっそりと枝に止まっていたりするので、集中していないと気が付かないことが多く、その結果、「鳥がいない」ということになる場合もあると実感した今日の探鳥でした。
ところで、今日撮影した写真の中からトリミングをしないで掲載できそうなものを選んで見ました。
その分、掲載できる点数が少なくなっています。
花鳥風月…『花』
山野草の写真は、ほとんどはノートリミングで掲載しています。
撮影時に構図を整える余裕があるので、ノートリミングが当たり前の世界です。
サラシナショウマ
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野菊
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花鳥風月…『鳥』
ヤマガラ
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コガラ
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エゾビタキ(旅鳥)
先週から、市内の公園でも頻繁に見られるようになった旅鳥です。
山にいても不思議ではないのですが、このフィールドでは初見だったので少々驚きました。
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カケス
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コゲラ
いつもなら忙しなく動き回るコゲラですが、今日はなぜか「静」でした。
このポイントに約2分いました。
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この場所は上の木の手前にあるのですが、ここではなんと約5分半いました。ほとんどこの位置で、幹の周囲を回る程度の動きしかありませんでした。
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途中で、羽繕いまでし始めました。
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こんな落ち着いたコゲラを見たのは初めてです。
花鳥風月…『風』
風景もノートリミング前提で撮影します。
フィルム時代の癖です。
高画素機のデジタルカメラでは必ずしもそのような写し方をする必要がないという考え方もあることを付け加えておきます。
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あとがき
野鳥撮影では、よほど余裕がある時以外は、ファインダーの中央部で鳥さんの目を捉えてそのまま撮影することが普通だったので、どうしても後からトリミングをして構図を整える必要がありました。
しかし、最近のミラーレス機では、画面中央部で瞳を捉えたまま瞬時にファインダー内の任意の位置に鳥さんを配置することができるようになりました。
これにより、撮影時に構図を意識して撮影することが可能です。
CANONでは、R5ではできないけれども、R3以降で可能なのだろうと思います。興味のある人は確認してみてください。(私は、R7を使っています。)
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