一昨日の中秋の名月はご覧になられましたか。
私の居住地域ではあいにくの空模様で、昨夜、十六夜の月を観ることができました。
古人は、「満月よりも少し欠けた十六夜こそ風流」と考えたそうですが、日本人特有の美意識が『満月という完成形になった後の欠けていく月』に価値を見出したというのは誇らしい感性だと思います。
侘び寂びに通じる鑑賞眼なのかもしれません。
花鳥風月…『花』
ミゾソバ
花鳥風月…『鳥』
オオアカゲラ
ワンチャンス、数秒間の登場でした。
エナガ
ヒガラ
カケス
コゲラ
トビ
花鳥風月…『風』
花鳥風月…『月』
分かりにくいでしょうが、左上あたりに木星が輝いています。
十六夜の月
一日半たった今朝の月
あとがき
現場に到着してから約3時間ほど多少の鳴き声はするものの鳥さんの撮影はまったくできませんでした。
今日はこのまま帰ることになるのかなと思っていたら突然オオアカゲラの鳴き声が聞こえてきて、近くの木に止まったのが確認できました。
今日の初ゲットはオオアカゲラという”大物”でした。(^^)
その後、大きくなったカケスの幼鳥がなんどか姿を見せてくれるので期待していたら近くに来てくれました。
最後は、林の中で大規模な混群に出合いました。
確認できただけで6種類!
ヒガラなどは文字通り目の前までやってきましたが、どの種も移動が早く多数が飛び交うので目移りして思うようには撮れませんでした。
混群に出合ったときはターゲットを絞るのがコツですが、ターゲットを絞る前に振り回されてしまいました。(^_^;)
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